作家紹介
- 松野真知
- Matsuno Masatomo
- 北九州市出身
酪農を営みながら生きる糧を通して表現している。
2010年名古屋芸術大学美術学部絵画学科卒業後、松野牧場就農
うきは市在住。主な展覧会に個展2012「LIGHT OF DAY」 千草ホテル中庭アートプロジェクト、2013 年個展「Fragment」 N3 アートラボ1F、2014 年「"直観" のジオラマ」~九州・沖縄アーティストファイル断章 福岡市立美術館、2015年「漂着」Qmacなどがある。
- 展示作品について
私は祖父の代から酪農を営んでいる。その生きる糧を通して、自己の移ろいゆく曖昧な思考に留まらせずに私にとってのリアルなものへと近づいていく。人がつくるものほど強烈なものはなく、今は確かなはずなのに時と共にその実感は薄らいでゆく。家畜である一頭の牛と生産者である私自身を重ね合わせることでここで消えてしまいそうになる"何か"を捉えたい。私は幾つものサイクルの中でものやことの持つ意味を妄想する。
- タイトル:「放られた乳、カラスパイプと私、そして折れた柵と死んだ牛」
展示場所:JA五郷支店集荷場
「放られた乳、カラスパイプと私、そして折れた柵と死んだ牛」
- 大野原町エリア