作家紹介
- 中野良寿
- Nakano Yoshihisa
- 香川県出身/美術家
1993年東京藝術大学美術研究科壁画研究室修了。1994年、スコットランドにあるR.シュタイナー関連のテンプル・ヒル・コミュニティーに滞在。2001年からの山口大学教育学部美術教育教室での教育活動、山口現代藝術研究所[YICA]での活動、ソロ・アーティストとしての活動の他、コラボレーション・ユニット"ノーヴァヤ ・リューストラ"の活動など国内外で環境をテーマにした作品を発表(NEW TOWN ART TOWN(岡山)、釜山ビエンナーレ2004(韓国)など展覧会多数)。2014年より山口市内にあるオルタナティヴ・スペースN3ART Lab代表。
N3 ART Lab - 展示作品について(1)
Moss Gardenシリーズは2006年に山口県宇部市の商店街で行われた現代彫刻展からはじまったシリーズ作品です。商店街にあった家が取り壊された場所に4.5畳の苔庭を創りました。苔庭は畳のサイズに分割できるモバイルガーデンとなっており、商店街のなかを時々移動するというものでした。
10年ほどたち、いまでは半畳のみとなってしまいましたが、以前より身軽になったこの苔庭は様々な場所に出没しています。このモバイルガーデンが移動する様子はパフォーマンスを含んだ映像作品となっていますが、今回の山芸でも時々どこかに出没する予定です。 - タイトル:Moss Garden -traveling- 2016
展示場所:JA五郷支店集荷場 - 展示作品について(2)
1995年から中野のライフワークとして行われている作品である。W/S(ワークショップ)のスタイルであるが一つの作品として行っている。スコットランドで出会ったある少年との唯一のコミュニケーションの方法は木の枝と輪ゴム。帰国後はその経験を、参加型のW/S作品として発表してきた。国内外各地で展開している。 - タイトル:小枝をもった少年 A boy with sticks 2016
展示場所:豊稔池遊水公園 - 展示作品について(3) 中野良寿W/S 観音寺小学校生徒作品
2016年5月2日に観音寺市、観音寺小学校にて行われた美術家・中野良寿によるワークショップによる成果作品。参加した児童たち(観音寺小学校2年生105名)は小枝と輪ゴムをつかってさまざまな立体物を創作しました。それぞれの作品は不思議な形や、見立てを含んだ作品が多く、実に自由で創造力豊かな作品がたくさんできました。 - タイトル:小枝をもった少年 A boy with sticks 2016@観音寺小学校
展示場所:JA五郷支店集荷場
展示作品(1) Moss Garden -traveling- 2016
展示作品(2) 小枝をもった少年 A boy with sticks 2016
展示作品(3) 小枝をもった少年 A boy with sticks 2016@観音寺小学校
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