作家紹介

作家写真
  • 季節をたべる食卓numar
  • kisetu-o-taberu-shokutaku-numar
  • 私(淵上義哉)と妻(香織)は、それぞれ、東京、九州、香川の料亭、旅館、カフェで10年程、料理とパティシエの修業を積み、2年前に、まんのう町の豊かな自然と食材に魅かれ移住して参りました。
    今年5月にまんのう町の民家を改装し「季節をたべる食卓numar」というカフェレストランをオープンしました。
    当店では「Eat Local, Think Community.」という考えに基づいて、食卓を取り囲む空間、音楽、書籍、芸術等の文化を提案しております。
    良い食卓からは、良い身心が形成され、またそれに繋がる人がより良い地域を創造します。
    今回の山なみ芸術祭に於かれましては、地元の食材や、山や森を存分に利用して山なみの美しさや魅力を発信できればと思っております。
  • 展示作品について
    まんのう公園内にかつて存在した集落と蛭池神社に寄せる
    まんのう公園内の龍頭の丘について満濃町誌を当たったところ、軍用地(富国強兵)から耕作地(戦後食料増産)、三菱化成(高度経済成長期)そして国営公園という近代日本史の縮図のような土地利用に面白みを感じました。蛭池神社跡地の石積の台座に半世紀ぶりに(奉納というとおこがましいのですが)懸税または米俵をお供えして朱色の糸で鳥居の見立てを繕います。そのことで、開墾の折に大きく恩恵をもたらした蛭池とまたそれを祀っていた蛭池神社、戦後の入植者の霜を踏み星をいただく苦しい開墾生活の中で営々と営まれた生活に想いを馳せたいのです。また綾子踊りをベースにした音源をMTRで組み直して演奏して、ここに町誌にも載らない失われた歴史があったことを何かしらやんわり感じてもらえればと思っています。
  • タイトル:「蛭池を繕う」
    展示場所:国営讃岐まんのう公園

蛭池を繕う

作品写真
まんのう町エリア
トップページ 作家紹介 ›季節をたべる食卓numar