作家紹介
- 杉本 公和
- Kimikazu Sugimotowebsite
- 1本の線から、豊かな空間を創る。シンプルな素材にて、空間の中に小さいながらも力を持つ虚構の量的存在をつくる。壁は、量的物質でありながら、まるで宇宙のような奥行きのある虚構空間に変わる。床面も、宇宙を映す鏡となる。虚と実の多重空間にて、聖なるイメージ空間を創る。造形の基本要素である空間と光、そして線と面による力にて、ピュアで心豊かな世界を創りたい。
略歴
- 1954
- 香川県善通寺市生まれ
- 1980
- 多摩美術大学(油画)卒 1982 多摩美術大学大学院修了
- 1981
- 「2次元と3次元のはざまにて、‥」を メインコンセプトとして、作家活動を始める。
- 1982
- '83 '84 ギャラリー手(東京銀座) 個展
- 1984
- '85 '86 '87 '95 '97 '98 '99 2000 村松画廊(東京銀座) 個展
- 1988
- '90 '91 '92 '93 '94 '95 '96 2001 '03 信濃橋画廊(大阪) 個展
- 1986
- ギャラリーいて座 '92 ギャラリープランタン '98 あーとらんどギャラリー(丸亀) 個展
- 2012
- ギャルリー志門(東京銀座)個展 等、 個展 計27回
- 1982
- 由布木画廊(静岡) 善通寺市民G 信濃橋画廊 村松画廊 88G(丸亀) ふたり展 計9回
- 1984
- 丸亀野外彫刻展(丸亀城) 1987 現代美術野外展(高松 玉藻城)
- 1999
- 2000 アーチストと子供たち展(高松中央公園) '01(志度大串自然公園)
- 1992
- 石のモニュメント「伸びゆく力」(香川 三豊) 2012「雲」氷上保育所新館ロビー壁面(三木町)
- 1993
- '84 '85 '86 '87 '88国際インパクトアートフェスティバル(京都市美術館)('83ソウル国立現美)
- 1983
- '85 '87汎瀬戸内現代美術展(岡山総合文化センター)
- 1987
- JAPAN INPACT ART NOW '87 (ソウル 韓国美術館)
- 1983
- '86エンバ賞展 '86日本国際美術展 '96現代日本美術展(東京都美術館 京都市美術館)
- 1991
- 「形の宇宙・聖なる空間」展 ギャラリーαM(東京 吉祥寺)
- 2005
- 四国新聞「ああ、懐かしの映画物語 ~でん伝シネマくり」イラスト掲載開始 '09 第100回終了
- 2009
- 「これって絵なの?」展(香川県立ミュージアム) 2009「カップルズ」展(高松歴史資料館)
ワークショップ(県文化会館 高松市美 高松市民文化センター 丸亀猪熊美 県ミュ等)多数
まんのう町エリア 国営讃岐まんのう公園 芝生広場 (昇竜の滝の上の池に)
○水面に映る虚像で、円(宇宙の基本形)になる。 ○面(円)と面(円)の呼応 ○豊かな虚空間 ○大気と水の震え ○空と山(大地)と水の融合
素材:外径25mmメッキ鉄パイプ(黒塗装)
中:直径4.5mと3mの半円/大:直径6mと2mの半円/小:直径3mと1mの半円
塩江のエリア (塩江美術館外壁に)
- 「花の雲」
- 作品解説:1本の針金と白紙にて、花になる。黒壁に咲き、雲になる。壁が夜空となり、宇宙になる。花は星と輝き、蛍として飛ぶ。線から面に、そして量に。量は、空間に浮かぶ。空間と光、虚と実、この中に、我々は存在する。
- 過去の作品