作家紹介
- 辻野 榮一
- Eiichi Tsujinowebsite
- 展示会場である四国ものづくり学校の教室を私が創造した動植物たちが息づく秘密の園（GARDEN）に変貌させる。それらの静かに力強く躍動する鼓動を感じて欲しい。そして私たち人間も含め生物としての起源を辿っていく。
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【 GARDEN 】
東の空に闇の兆しが見え始める頃
命は象(かたち)を現し
呼吸している。蠢いている。ひっそりと循環している。
大きな土の塊から湧き上がる。
甘い香気に誘われって集まってくる。
それらは太古より僅かに変化しながら生息している。
外界から隔絶され
ささやかに解き放たれる安らぎの場所で。
略歴
- 1960
- 香川県坂出市に生まれる。
- 1979
- 香川県立高松工芸高等学校デザイン科 卒業。
- 1983
- 東京芸術大学美術学部彫刻科 卒業。
1981年より一貫して木を素材に制作・発表を続ける。 2004年ベルギーのGalerie Wollondillyでの発表を契機に、海外にも活動の場を広げている。 - 2008
- 個展『Garden』 村松画廊／東京
- 2009
- 個展『沈黙』 OAG Haus in Tokyo（ドイツ文化会館／東京)
個展 Heat Drawing "Garden" 葡萄屋／東京 - 2010
- 個展『Garden』（Neue Galerie Landshut ランツフート／ドイツ）
- 2011
- 香港アートフェア（香港）
『aus aktuellem Anlass』（Neue Galerie Landshut ランツフート／ドイツ）
個展『薫り立つ木刻の森 辻野榮一彫刻展』（坂出市民美術館／香川）
『さまざまな"生"その形』日独交流150周年記念事業（ドイツ文化会館／東京)
個展『辻野榮一展 住まいの間－冬のしつらい－』（可喜庵／東京） - 2012
- 『SOUND and ART 2012』 ｳｨﾝﾄﾞｳﾃﾞｨｽﾌﾟﾚｲ（ｺﾞﾄｳ･ﾌﾛｰﾘｽﾄ／東京）
個展『辻野榮一・ドローイング展』（ツム・アインホルン／東京）
近年の主な発表
展示作品
- 「Stravinas」
- 展示場所｜綾川町エリア：校舎会場
